質量

特技は長座体前屈です

MMD モデルを眺められる Cardboard アプリを作ってみた

黒子テツヤと出会いたい。

ニコニコ動画でよくある MMD のコンテンツを、 VR で楽しみたい。

VR ならキャラクターに会える。全方向から眺められる。

しかし、Oculus Rift なんて持っていない。さらば現実!VRヘッドセット『オキュラスリフト(Oculus Rift)』がすごそう - NAVER まとめ

ということで Unity も MMD もド素人だけど MMD モデルを眺められる Google Cardboard アプリを作成した。

f:id:teshi04:20141028032831p:plain

(画像では歪んで見えるが Cardboard を通して見ると立体に見える)

こういうのが自分の好きなキャラクターでできるのだ。 [Cardboard] WAVEFILE/初音ミク - Google Play の Android アプリ

Google Cardboard

Google Cardboard - Wikipedia

Google Cardboardとは折りたたみボール紙製のスマートフォンマウントで、レンズと磁石、面ファスナー、輪ゴムが部品として付属し、目の周辺に装着することでバーチャルリアリティ体験ができる[1]。Googleが低価格かつオープンソースのヘッドセットとして設計、ユーザー自身が工作する方式で無料提供された。スマートフォンにインストールしたステレオスコープ表示ソフトウェアがこの端末とレンズを通して単一の3次元映像を見ることができる。2014年のGoogle I/Oで発表された。

https://cardboard.withgoogle.com/

Cardboard は自作できるように作り方も公開されていて、ダンボールと 100 均で手に入る道具で作成できる。タオバイザーなど Cardboard 互換のメガネも登場している。

グーグルのヘッドマウントディスプレイを自作してみる - 週アスPLUS

タオバイザー:Google cardboard互換3Dのぞきメガネを作ります - クラウドファンディングのMotionGallery

必要なもの

  • Unity
  • Dive Unity Plugin
  • MMD4Mecanim
  • ネットに転がってる MMD 用のモデルとモーション
  • Android SDK

Unity も MMD も全く知らなかったが、 Stereoarts Homepage で公開されているチュートリアル通りに進めていったところ、非常に分かりやすくて、短時間で完成させることができた。 コードは6行くらいコピペしただけで、プログラミングはほぼしていない。

だらだら開発日記: MMD動画作成者のためのUnity+dive+ MMD4Mecanimでお手軽アプリ作成入門

だらだら開発日記: Unity+diveで視線の角度に合わせて、特定のオブジェクトにカメラを向け続ける

モデルとモーションは VPVP wiki - トップページ この辺を探せばある。 使用する際は ReadMe ファイルを読んで、禁止事項、利用可能事項などをしっかり確認しよう。

こんな感じ

f:id:teshi04:20141028024030p:plain

f:id:teshi04:20141029113930p:plain

f:id:teshi04:20141029113223p:plain

f:id:teshi04:20141029113237p:plain

f:id:teshi04:20141029033938p:plain

カネキクン、、、服、、、

f:id:teshi04:20141029033817p:plain

カネキクン

まとめ

  • @youten_redo さんに Cardboard 用 MMD コンテンツは簡単にできるよ と教えてもらったのでやってみた。
  • 本当に短時間でできた。インストール、モデル探し込みで3時間くらい。
  • 慣れたら 20 分も掛からずモデルとモーションを組み合わせてアプリが作成できる。
  • 好きなキャラが目の前で動いたり踊ったりしてくれるのは最高の体験だ。しかもいろんな角度から見ることができる。
  • Oculus Rift は 高くてとても手に入らないが、Cardboard なら安く手に入ってお手軽 VR 体験できて良い。
  • 本当にここまでは簡単だったので興味ある人はやってみたらいいと思う。
  • 背景をインポートするのがまだうまくいっていないので引き続き挑戦したい。
  • 日本Androidの会 VR部 Google グループ が最近できたっぽいよ。