左右分離式自作キーボードを組み立てた
7月中旬。それまでまったくそんな気配もなかったのに、急に肩こりになった。痛いし、重いし、回らないし。仕事でキーボードを叩くのもつらくなってしまったので、この機会に左右分離キーボードを買うことにした。
買う
前から興味があったのでせっかくだから自作キーボードを作ることした。はんだ付けしたことないけど電子工作が好きな同僚に聞けばなんとかなるでしょ(甘え)という気持ちで、自作キーボードについて調べて、遊舎工房の通販サイトを眺めて、7sProを買うことを決めた私は秋葉原の遊舎工房へ向かった。
- 7sPro本体
- キーキャップ
- キースイッチ
- TRRSケーブル
本体
HHHKBと同じ配列で癖がなくて楽に移行できそうな点、キースイッチのはんだ付けが不要で組み立てが比較的簡単そうな点で7sProを選んだ。もともとキーボードに対してあまりこだわりがなくて、普通にUS配列のMagic Keyboardを使っていた。併用してMBPのキーボードもそのまま使いたいし癖がある配列にわざわざ慣れるのはつらい。
キースイッチ
カタカタ音がうるさすぎず、押したときに重すぎなければいいなと思っていたので、赤軸か茶軸かなーとお店に行くまでは思っていた。
実際お店にたくさん展示されていたので触ってみて、これの62gに決めた。ちょっと重い気がするけど押したときに気持ちよい感触。
キーキャップ
飽きのこないシンプルなキャップにした。いま考えると、好きにカスタマイズできるのが自作キーボードの良いところなので思い切って奇抜なキーキャップでもよかったかも。また買いに行って取り付け直せばいいね。
この辺を参考に選んだ。
salicylic-acid3.hatenablog.com
左右のキーボードを繋ぐTRRSケーブルを含めて合計35,000円ほどした。
作る
ビルドガイドに沿って組み立てていく。
salicylic-acid3.hatenablog.com
オフィスで同僚の道具を借りて作った。同僚氏の助けを借りつつ3日間1時間づつくらい作業してようやく完成。本当に肩こりがやばくて指が震えた。はじめての作業で下手したら壊すかもしれないと緊張しつつ、同じ姿勢で作業するのはつらかった。わりと同僚氏に手伝ってもらってしまった……。
組み立てをして、ファームウェアを書き込んで完成。
感想
こんな感じで使っている。Magic Keyboardを使っていたときよりつらくない。
キーボードが少し高いので手首を落ち着けられないのが気になってパームレストを買った。トラックパッドの位置も悩ましくて、キーボードの右側だとトラックパッドが遠いというか、せっかくキーボードが分離されているのにキーボートを近づけないといけないようなううーんとなって真ん中に配置した。
それと普段Android StudioなどIntelliJ系のエディタを好んで使っていてるのだけどショートカットキーがFunctionキーを使ったものが多くて押しにくい(押せない)というのはある。みんなどうしているの……。
肝心の肩こりはマシにはなったものの治らないのでそろそろ病院へGOしたい。