質量

特技は長座体前屈です

NY日記

以前から行きたかったニューヨークにぼっち旅行してきた。

チェルシー到着

23丁目で地下鉄を降り、地上へと続く階段を登っているときから、ツンと煙草のにおいがした。

泊まるホテルのあるチェルシーが1番治安が悪そうだった。怖そうな道端にお兄さんが溜まっていたり、道がゴミだらけだったり。事前に調べて分かってはいたけれど。

ユニオン・スクエア

公園内を歩いて地下鉄乗り場へ向っていると、目の前の人たちがみんな、上を向いて立っていた。なんだろう、なにかあるのかなと思い、自分も上を見上げた。空に飛行機雲で『♡MARR』と書いてあった。スカイライティングが行われたいたのだ。しばらく見ていると『♡MARRY ME?』と書かれた。プロポーズのサプライズってやつか。♡の前には名前を書いていたのかな。

歌いながら歩いている人がいた。プロ並にうまい。ポケットのコインをジャラジャラいわせていた。

大道芸

メトロポリタン美術館の前で、大道芸を見た。途中、小芝居を挟んでいておもしろかった。

食いきれない

今回の旅で1番の心残りがあまり食べれなかったこと。一日中歩いた夜は本当に食欲がなくなる。アメリカの翻訳小説に出てきたマカロニチーズを食べたかった。

ブルックリンで食べる水信玄餅

マンハッタンから地下鉄でイースト川を越えてウィリアムズ・バーグに行った。毎週土曜日に開催される、食の野外マーケット「スモーガスバーグ」を見てきた。巨大な肉のステーキなどが売られていてアメリカだなと思った。その中で、日本で見たことあるお菓子を見つけた。「Rain Drop」。水信玄餅だ。しかも日本のものより確実に大きい。初めて食べたみたけれど、見た目ほどの感動はなかった。

金庫

ホテルの金庫にラップトップを入れて外出した。帰ってきて、金庫にパスワードを入力するも開かない。困った。ある程度言うことをまとめてから、フロントに電話してみる。状況を説明するのに今までにないくらい英語を話した。

セントラルパーク

新宿御苑

ゲイ・レズビアン美術館

ドキドキしながらドアを開けると、受付のデスクには白人のお兄さんが座っていた。目が合って、話しかけられる。「ここは初めて?」お兄さんの目は大きくてキラキラしていて、きれいだった。今も目に焼き付いている。

ゲイ・レズビアン美術館 2

これはなに。

911

いくつか 911 関連の映像や小説で 911 について予習してきていた。行きの飛行機では『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』も観た。そんな感じで、ここであんな悲劇が起きたのだなと少し干渉に浸ろうかという気分で、911 メモリアルに行った。

911 メモリアルは、はしゃいだ観光客でごった返していた。モニュメントをバックに笑顔で写真を撮る観光客が多いのには、少しびっくりした。(広島の原爆ドームもこんな感じなの?)悲劇の場所もすっかり観光地だ。私も観光客…。

性の博物館

セックス博物館。一階では様々なアダルトグッズが売られていた。基本的?なものから SM グッズ、なかにはゲイ向けのものもあった。田亀源五郎の漫画も置いてあった。博物館のチケットは 18 ドル。地味に高い。メトロポリタン美術館は 1 ドルでも入場できるというのに(メトロポリタン美術館などは任意価格になっている)。しばらくアダルトグッズを眺めながら逡巡し、せっかくだし見ておこうと決意を固め、チケットを購入し、入場した。人間の性はもちろん、動物についての展示もあった。これからの人生、実際にお目にかかることはないだろうなと思われる珍しいアイテムをたくさん見ることができた。貞操帯など、見れてよかった。BL 小説でたまに出てくるやつ!

リス

目があった。かわいい。

ゲイの街・チェルシー

道端で男二人が向かい合って、ひとりがもうひとりの首に両腕をまわしながら話しているのを見た。思わずにっこり。 ゲイの出合い系アプリの広告があちこちにあったりして、いい街だなと思った。

チェルシーホテル

伝説のチェルシーホテル。ジャニス・ジョプリンとか好き。

7番街24丁目

ここが私が1番行きたかった場所。

(写真ブレた)

BL 小説『硝子の街にて』シリーズで、主人公のノブとシドニーが住んでいるアパートのある場所!チェルシーホテルから徒歩二分圏内で古い建物が多い、たぶんこの辺。今回、治安が悪いのも承知でチェルシーにホテルをとったのも、登場人物たちが住んでいるチェルシーを感じてみたかったから(そもそも聖地巡礼が目的)。ノブとシドニーいそうだなー。ノブとシドニーどこ…。